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英名：green-banded swallowtail
和名：アオスジアゲハ
学名：Graphium sarpedon nipponum

アゲハチョウ科。開長7〜9cm。黒い羽に鮮やかなコバルトブルーの帯が美しい。飛翔力は強く、高いところをすばやく飛び回る。ヤブガラシ・ミカン・トベラなどの花を好み、吸蜜時にも羽をを細かく震わせる。オスは水溜りや河原、砂浜などで吸水する。また、オスの後ばねの内縁は袋状に折り返り、その中に白色の長毛が生える。幼虫はクスノキ・タブノキ・ヤブニッケイなどのクスノキ科の植物を食べ、蛹で越冬する。成虫は年3〜4回発生。都市部でも普通に見られるが、日本での北限は秋田県あたり。
種名のSarpedonはギリシャ神話のゼウスとベレロフォーンの娘ラーオダメイアの子供。リュウキアの君主としてトロイア戦役でヘクトール等と来援。奮戦するが、アキレウスの友人パトロクロスに討たれる。

GBS: GREEN-BANDED SWALLOWTAIL